研究発表
生涯にわたって自分の歯と口の健康を守ることができる子の育成
~学校・家庭・地域との連携を通して~
瑞穂市養護教諭部会
瑞穂市では、歯と口の健康づくりにおいて、これまでの中学校区ごとの取組の違いもあり、同一歩調で指導する体制を確立することに難しさがあった。また、検診結果から、むし歯の放置や歯肉炎の増加など、子どもたちの歯と口の問題も見られた。そこで本部会では令和元年度から、子どもたちの光り輝く歯と口の健康づくりを通して、主体的に健康な生活をつくりだす幼児児童生徒の育成を目指して研究を進めた。
研究発表1全体指導 ~委員会活動を通して~ (A小学校)
研究発表2抽出児童の個別指導 (B小学校)
主体的に健康な生活をつくりだす子の育成
~学校・家庭・地域が連携して取り組む健康教育~
本巣市養護教諭部会、栄養教諭・学校栄養職員部会
本巣市では、歯科健診の結果から、う歯所有者率が全校平均と比べてやや少ない値にもかかわらず、未処置歯所有者率については、学年によっては全国平均より高い傾向があることが分かった。このことから、よりよい歯みがきの仕方や子供たちの歯の健康に対する意識の向上、積極的な学校や家庭での働きかけが必要であると考え、自分からよりよい生活をしたいと願う児童生徒をめざし、学校・家庭・地域が連携して研究を進めることにした。
研究発表1家庭や地域と連携して取り組む歯科保健指導の在り方
研究発表2コロナ禍でも実施可能な歯科指導の在り方
研究発表3食への関心と食に関する実践力を高める食育指導の在り方
自分の歯や口の健康管理ができる子の育成
~小中学校の系統的な歯科指導を通して~
本巣郡北方町養護教諭部会
コロナ渦において、学校における実践的な歯みがき指導が困難な中、健診結果から、歯垢や歯肉を指摘される児童が増加していることが分かった。また、受診率の低さが目立った。
令和5年度北方学園開校を視野に、家庭・地域との連携を深めながら、小中学校の系統的な歯科指導を行うことで、自分の歯や口の健康管理ができる北方町の子を育成するため、本研究を進めた。